ITエンジニアとして独立し、フリーランスとして働くとしても、仕事を得るために人と接することは不可欠であり、ビジネスマナーを習得しておくことは重要です。
例えば、クライアントを仕事仲間に紹介したい時、先にどちらを紹介すべきかというと、立場の低い人を先に紹介することが正解です。
つまり、クライアントに対して仕事仲間を紹介するのが先となります。
また、お辞儀の仕方にもビジネスマナーがあります。
お辞儀の基本姿勢は、手を体の横に下ろすのではなく体の前で重ね、足は閉じて立つのが正解です。
その際には猫背にならないように気をつけましょう。
そして、お辞儀をする時には頭だけのお辞儀にならないよう、先方のつま先辺りに視線を置きながらゆっくりと腰から体を折って前に倒すイメージです。
その角度は約30度とし、1秒その姿勢でキープしてからゆっくりと体を起こしましょう。
社会人には欠かせない名刺交換にも、ルールとビジネスマナーがあります。
訪問した側が先に名刺を渡すことと、複数人いる場合は上の役職の人から順番に渡すということが基本的なルールです。
そして、名刺を渡す際には相手の近くへ行き、名刺を相手へ向けて名刺入れに置いて両手で胸の高さまで持ち上げ、社名や名前を名乗ってから差し出しましょう。
相手から受け取る際は、「ちょうだいいたします」と言って両手で受け取りましょう。
受け取った名刺はすぐ名刺入れに仕舞わず、名刺入れの上に置いて机上の自分の左斜め上に置きます。
複数人分受け取った場合は、役職が上の人の名刺を名刺入れの上に置き、その他の名刺は重ねず横に並べます。
打ち合わせが終わったら、一礼して名刺入れに仕舞いましょう。